愛しい君へ ーがんばり過ぎないということー
愛しい君へ
君はいつも、習い事のお稽古とか、ママが出す宿題を、一生懸命こなしているね。
パパはいつも微笑ましく、そして、誇らしく君をみているよ。
でもね、パパにはひとつ、心配なことがあるんだ。
それは君が、ちょっと頑張りすぎているように見えることだよ。
時に君は目にくやし涙を浮かべ、必死にいろいろとこなしているね。
君がとても頑張り屋さんで、負けず嫌いなのはよく知ってる。
でもね、そんなに頑張らなくたって、いいんだよ。
いつも人より優れていなくたっていい。
上手くできないことなんて、あったっていい。
肩の力を抜いて、リラックスする。
深くゆっくり呼吸をしながら、静かに集中する。
緊張と解きほぐすこと、これが大切なんだ。
頑張りすぎているとね、いつか心が疲れてしまって、嫌になってしまったり、
知らないうちに疲れが溜まって、パパみたいに身体を壊してしまったりするんだよ。
何事も、ゆっくりと、長く続けることが、うまくやる秘訣だよ。
いいかい、もう一度言うね。
決して、頑張りすぎてはいけない。
よく覚えておくんだよ。