愛しい君へ ーがんばり過ぎないということー
愛しい君へ
君はいつも、習い事のお稽古とか、ママが出す宿題を、一生懸命こなしているね。
パパはいつも微笑ましく、そして、誇らしく君をみているよ。
でもね、パパにはひとつ、心配なことがあるんだ。
それは君が、ちょっと頑張りすぎているように見えることだよ。
時に君は目にくやし涙を浮かべ、必死にいろいろとこなしているね。
君がとても頑張り屋さんで、負けず嫌いなのはよく知ってる。
でもね、そんなに頑張らなくたって、いいんだよ。
いつも人より優れていなくたっていい。
上手くできないことなんて、あったっていい。
肩の力を抜いて、リラックスする。
深くゆっくり呼吸をしながら、静かに集中する。
緊張と解きほぐすこと、これが大切なんだ。
頑張りすぎているとね、いつか心が疲れてしまって、嫌になってしまったり、
知らないうちに疲れが溜まって、パパみたいに身体を壊してしまったりするんだよ。
何事も、ゆっくりと、長く続けることが、うまくやる秘訣だよ。
いいかい、もう一度言うね。
決して、頑張りすぎてはいけない。
よく覚えておくんだよ。
愛しい君へ ー小さい頃の気持ちってー
愛しい君へ
君はいつまでパパと遊んでくれるんだろう?
4歳の君は、目をキラキラさせながら、こう答えた。
「そんなのずっとに決まってるじゃん」と。
7歳の君は、少し眉をひそめながら、こう答える。
「そんなのいつまでかわかんないよ」と。
何度もそう答える君に、パパはちょっと悲しくなって、その理由を聞いたら
君は「悲しくなるから聞かないで」と言ってボロボロと涙をこぼした。
君はまだ小さいのに、少しずつ、世の中のことわりを理解し始めているんだね。
パパはふと、自分の小さかった頃のことを、思い出したよ。
大好きなおばあちゃんの横で眠りながら、おばあちゃんの静かな寝息をききながら、
ずっと一緒にいられないことを思い、密かに涙したことがあった。
愛しい君へ。
でも、大丈夫だよ。
キラキラした君のその思いは、大きくなっても、心の奥の宝石箱に、ちゃんとしまわれているから。
そうやってみんな、大きくなっていくんだよ。
大人になった時、ときどき、その宝石を心の奥底から取り出して、そのキラキラを眺めてみてもらえたら、
パパ、こんなに幸せなことはないな。
愛しい君へ伝えたいこと(はじめに)
愛しい君へ
君はもうすぐ8歳になるね。
君が生まれてきて、パパの人生は変わった。
本当に人を愛おしいと思うことができた。
パパに幸せをくれた人、心の底から大好きだよ。
パパはいま、病気になってしまい、ちょっと心が沈んでいます。
幸い命に関わるようなものではないけれど、パパの右目には傷害が残ってしまいます。
大好きな本を、これまでのようにたくさん読めなくなると思うと、ちょっと寂しい気分だよ。
人生にはたくさんの良いことがあるけど、残念ながら、辛いことや悲しいこともあるんだね。
パパはいつも、願っています。
君の人生、ひとつでも、良いことが増えますように。
ひとつでも、悲しいことが減りますように、と。
そのために、パパは君に教えてあげたいことが、山のようにあるんだ。
でもまだ君は小さいから、すべてを一気に教えてあげることができません。
だから一つずつ、ここに書き残しておこうと思います。
今はまだ、パパの頭やパソコンの中だけにあるものを、ひとつひとつ書き残してゆきます。
消えてなくなってしまわないように。
いつの日か必ず君に、伝わるように。
2019年11月 パパより
*だって人生、何が起こるかわかったものじゃないから。
いつか君に直接教えてあげられる日を、心待ちにしながら。
記憶を10倍定着させる、私の仕事術(お気に入りの文房具とその使い方について)
人生を変えた、私の仕事術
この方法には大切なポイントが2つある。
1つめは道具、「なにより道具選びが大切だ」
2つめは方法、「記憶を定着させるスパイス」がある
最後に、自分のスタイルを作ろう
典型的な夜型人間であったぼくが、早起きを習慣にした方法
子供のころから早起きが苦手だった
早起きへの挑戦と挫折、典型的な夜型人間は変われない?
ぼくが早起きの習慣化に成功した方法
- ぼくは朝を人生を変える大切な時間と位置づけている。
- 朝起きたあとのことを想像して、寝る前に環境を整えておく。
- 目覚まし時計をかけ、早めに眠りにつく。
- そして何より、早起きを楽しんでいる。
ぼくは朝を人生を変える大切な時間と位置づけている。
朝起きたあとのことを想像して、寝る前に環境を整えておく。
目覚まし時計をかけ、早めに眠りにつく。
そして何より、早起きを楽しんでいる。
まとめ
ブログを始めるにあたっての初心表明
ブログを始めるにあたっての初心表明
記事の投稿開始と前後してしまうが、今回はぼくがブログを始めた理由を書く。どういったきっかけでブログを始めたのか、また、どういったコンセプトで記事を書いていこうと思っているのか。現時点での考えをまとめておきたい。
インターネットとの出会い、行動できなかった自分
ネット上に情報を発信したいと思ったのは、もうすいぶん昔のことになる。初めてPCを手に入れた時。今は昔。かれこれ15年近くも前の事だ。当時、ブログなんていうものはなかったと思う。
ぼくはPCを手に入れたことをきっかけに、漠然と自分のHPを作ってみたいと思っていた。しかし、それには大きな問題が2つあった。1つは、HPを作るスキルがなかったこと。そして何より、ぼくには人に向かって発信したいことなど何もなかったのだ。
後者は致命的だ。ぼくは人に誇れる趣味など持っていなかったし、誰かにとって有益な情報も持ち合わせていなかった。コンテンツである以上、何らかの意図や目的が与えられるべきだと思う。正直なところ、何を作ったらよいか、自分自身でわかっていなかったのだ。
「自分は自分、他人は他人」。当時のぼくは、誰かに自分のことをわかって欲しいなど、微塵も思っていなかった。なんら方向性のないHPが出来上がるのは目に見えていたし、HP作成の原動力となるパッションも欠けていた。ときおり思い返したように「HPを作りたいな」と思う事はあったが、一歩を踏み出すには至らず。実に長い年月が過ぎてしまった。
ブログを始めたきっかけ、書きたいこと
今頃ブログを始めるに至ったのは、ぼくが抱えていた問題が解決したからに他ならない。1つはブログという形式をとる事により、HP管理のスキルがほとんど不要となった。もう1つは、書きたいことが出来た、ということになる。「書きたいことができた」これが何より大きな理由だ。
では何を書くつもりか?。それは、日々の生活の中で思うことや、勉強したこと、人生をより良くしようとぼくが実践していること。実にたわいもない、ぼくの日常だ。プロフィールにも書いたが、ぼくはサラリーマンで、エンジニアだ。ともすれば面白みに欠けるかもしれないが、世の中の多くはそんなものだ。ゆえに、ぼくが日々思う事には、少なからず共感してくれたり、何かを考える参考にしてくれる人がいてもいいんじゃないかと思っている。
ブログを始めた一因は会社での挫折にもある。まあ、多分に漏れず世の中は理不尽であり、辛酸を舐めさせられることが沢山ある。それらに対し、どのように向き合えば良いか?また、どのように対処すればよいか?。ぼくは日々考えて、試行錯誤している。そういったものを書き留めておこうと考えている。書く事は自分の考えをまとめていく作業でもある。
より良い人生を歩むために、どうすれば良いのか?誰しも共通の課題だと思う。もともと自由志向が強いぼくは、仕事なんてうっちゃって旅に出たい。今を楽しむんだ!なんて想像を働かせることがあるが、一部の恵まれた人間を除けば、事はそんな風には運ばない。しかし、遠く先の健やかな老後を見据え、努力や忍耐、自己犠牲からなる人生なんて面白くもないだろう。理想と現実にどう折り合いをつけ、今に向き合うか?それがぼくの課題だ。
書く事で、自分の考えが深くなり、書いたものが、誰かの思考の糧になるならば、こんなに嬉しい事はない。
学歴と就職、仕事ができるという事の関係について
会社人生と学歴
学歴ほど人生についてまわるものはあるだろうか?ぼくは、それなりの規模の企業で働いているが、否応なしに学歴を意識させられることがある。石を投げれば有名大卒にあたるような環境だ。上を見ればきりがなく、地方大出身は肩身が狭い。個人的には、学歴なんて人を測るにはあまりにも偏った物差しだと思っているが、世の中そうは問屋がおろさない。自分の所属する会社や組織の価値観には、否応無しに影響を受けるものだ。
今回は誰しも多少は意識せざるを得ない学歴について書く。仕事ができるという事への影響、就職活動への影響を考える。いずれも実体験を通して感じ、考えたことだ。
仕事ができるという事と学歴について
結論からいうと、学歴と仕事のできは無関係だ。より正確に言えば、学歴は仕事ができることについて必須の条件ではない。もちろん、地頭がよいことは仕事をする上で望ましい。職種によっては一定水準の学力や専門性が必要であることは否定しない。しかし、「学歴」=「仕事ができる」という事には、必ずしもならない。より上のキャリアをもつ者が、常に良い結果を出す訳ではないのだ。これは実体験を通じて確信している。
では、学歴以外に、仕事のできに直結する重要な要素は何かと言えば、代表的なものは忍耐強さや人間関係の形成能力だろう。あたり前かも知れないが、仕事で結果を出す上で、とても大切なことだ。忍耐強さについては、往々にして学歴の高い人の方が優れている傾向があるが、人間関係の形成能力は学歴とはまったく関係がない。頭はいいんだろうけどこの人ちょっと、、というような人は沢山いる。人の事は言えないが、ぼくはそういう偏った人たちをたくさん見てきた。
そして、世の中にある多くの仕事には、天才的なひらめきなど必要ない。確かに面倒くさい仕事、ややこしい仕事はたくさんある。しかし、細かなステップに分けて一つ一つ進めてゆけば、凡人にだってできる。世の中は大多数の凡人で成り立っているのだ。もちろん、人それぞれ仕事を進めるスピードに差はあるだろう。ゆえに、それを上手く進められるスキルや人間関係、ひたむきな姿勢が、仕事での成果につながるのだと思っている。やや泥臭い話だ。
話が逸れてしまうが、出世するには仕事のでき以上に、人間関係がとても重要になってくる。どんな上司もかわいい部下を昇進させるものだ。世の中、結局、好き嫌いで動いている。出世させる側(上司)の実益を考えても違和感はないだろう。仕事ができる部下、使いやすい部下が昇進するのは当たり前の話だが、上司から見れば、自分に歯向かわない部下、自分を盛り立ててくれる部下を引き上げることは、自分の立場を守る上で重要だ。概して組織はイエスマンはかりで固められてしまうことになるが、その末路はいかなるものか?これについては別の機会に考えたいと思う。
就職活動と学歴について
学歴は就職に無関係かというと、大いに関係する。これは万人が認めることだろう。学歴と仕事のできは無関係なのにあんまりじゃないか、と思わない事はないが、事実なのだから仕方がない。就職活動の選考過程には明らかに学歴のフィルターが存在する。これは企業側から見て、効率よく採用活動を進める上で極めて合理的だ。大手企業には膨大な数のエントリーシートが届く、彼らのモノサシでもって効率的にフィルタリングされるのは仕方がないことだろう。
なぜなら、話をひっくり返すようだが、学歴が高い人のほうが、仕事ができる確率が高いからだ。学歴は仕事のできとは関係ないことは先に書いた。これは仕事の成果にとっては、今、どのようにとり進めるかが何より重要だからだ。しかし、仕事のできとは無関係と言っても、仕事に対する人のポテンシャルはある程度学歴と相関する。長く苦しい受験競争を勝ち抜いてきた人は、相応に忍耐強く、目標達成に向け計画的に物事をすすめることが期待できるからだ。これは仕事を進める上でとても重要な資質だ。
そして、多くの組織が社員に求めているのは、何より忍耐強くて従順であることだと、ぼくは理解している。組織における仕事は細分されていて、正直つまらない事が多い。いつもいつも自分のやりたい事をできる訳ではない。そのような状況で責任感を持ち、仕事を黙々とこなすには強い忍耐力が要求される。確かに、頭の善し悪しに個人差はある。しかし、所詮そんなもの50歩100歩。一部の例外を除き、ぼくは人の能力にそれほど大きな差はないと思っている。しかし、忍耐強さの一指標である学歴は高いにこした事はないのだ。
残念ながら、これからも学歴は就職に大きな影響を及ぼし続けるだろう。学歴がその人の能力や専門性、そして忍耐強さの一指標である以上しかたがない。だけど、先に触れたように、仕事で成果を上げるには学歴では測れない大切なことが沢山ある。思うに、新卒採用において面接時に部活や課外活動についてのやりとりが定番となっているのは、これが理由かも知れない。外国人から見たら、日本特有のこの様なやり取りはとても奇異に映るらしい。しかし、面接官が学力以外の要素を推し量っていると考えれば、一理あるのだろう。
会社人生と学歴、その向き合いかた
一部の人にとっては代え難い誇りであり、大部分の人にとっては悩ましい過去である学歴について、ぼくたちはどういった姿勢で日々の実生活と向かい合えばよいのだろうか?。もちろん、答えは人それぞれだろうが、ぼくはまずもって気にしないように努めている。学歴を鼻にかけても良いことはないだろうし、逆に不要な劣等感を覚えても悪い方に転んでしまう。会社によってはいつまでも学歴の呪縛がつきまとうこともあるだろう。完全に無視することはできないかも知れない。しかし、大切なのは今なにをするか、そして将来なにが出来るようになるか、ここにフォーカスすることだと思っている。過去の呪縛に捕らわれる事なく、より良い未来を掴むために、今と真剣に向き合うことが大切だ。結局は自分次第なのだから。